香港/深センのホームページ制作をしてくれる会社はいろいろありますが、何がどう違うのでしょうか?
このページでは香港/深センのホームページ制作会社の違いについて徹底検証してみたいと思います。
様々なタイプ別でホームページ制作をしてくれる会社について比較してみましょう。
日系企業と香港/深センのローカル企業
もくじ
香港/深センホームページ制作をしてくれる会社は大きく2つに分けることができます。1つは日系の会社、もう1つは香港ローカルの会社と言うことになると思います。
出来上がるホームページの品質やデザインレベルにもよると思いますが、一般的に香港のホームページ制作会社の料金は日系企業の平均よりも10%から30%ほど安いようです。
しかしながら日本人の目から見て許容できるデザインレベルとはあまり言えないようなデザインが目立ちます。どうしても値段優先で香港ローカルの企業を選ばなければいけない場合は、デザインレベルについてしっかりとチェックしておく必要があります。また打ち合わせも日本語ではできないので日本人が要求するデザインのニュアンスが伝わらず、ページ構成についてもコミニケーションがうまくいかず、いつまでもホームページが完成しないと言う事例が相次いでいます。
何度容器を出しても結局上通りのホームページが完成しないまま一般公開しなければならない時期を迎えてしまうと言う事は困りますよね。そういう点では日系企業は、主に向け企業を対象にビジネスを行っているので、日本人の要求に合った制作をすることができ、納期に厳しいところも安心できると思います。
日系企業にも色々ある?
そこで、日系企業を探そうとすると、実にいろいろな会社がホームページ制作も行っていることに気がつきます。デザイン会社やシステム開発会社、ポータルサイト運営会社など、本業ではないけれどもホームページ制作を行っていると言う会社は実にたくさんあります。その一方でもちろんホームページ制作を専門にしている会社も存在します。
これらの会社は何が違うのでしょうか?
タイプ別に見ていきましょう。
デザイン系会社
まずは、デザイン制作会社です。
会社パンフレットや名刺、ロゴデザイン等のデザイン制作を行う会社がホームページを制作することがあります。この場合、当然ながらデザインに重きを置いたホームページ制作になります。という事は、検索エンジン対策でネット集客する方法などについて、あまり期待できません。
いくらデザインが良くても、会社名で検索してもなかなか見つからないようなホームページでは存在の意味があまりないのかもしれません。
サーバー管理会社
サーバーにデータ管理をしている会社が、ホームページ制作をすることがあります。主にホームページもできるんだったらお願いしますと言う形でついでにお願いされ、その業務を始めた会社が多いようです。多くの場合において、サーバーデータ管理とホームページ制作は全く異なるプログラミング言語を使うこともありノーハウが全く異なるので外部委託している会社が多いようです。
直接紹介してもらうのならいいかもしれませんが、その会社を通してホームページ制作をしてしまうと、その分だけ手数料が多くとられてしまい、直接委託された外部発注先と打ち合わせもできない、といったようなことが可能性としてあります。そのためメリットはほとんどないです。
システム開発会社
システム開発外車はプログラミングをいくつか行きますが、やはりホームページで主流になっているログラミング言語を使うわけではないので、ホームページ制作ノウハウはかなり古いものになっていることが多いようです。
手元にある知識だけで無理矢理ホームページを作ろうとするので、もちろんデザインレベルは高くなく、さらにインターネット集客等についても詳しくありません。とりあえず何とかホームページの形にするといった感じでしょうか。
情報ポータルサイト運営会社
最近では情報ポータルサイトを運営している会社がホームページ制作を行うことがあります。そのポータルサイトのデザインを見てまた使いやすさを見て、その会社がどういったホームページが制作できるのかをある程度推測できます。
ホームページ制作専門会社
最後にホームページ制作を専門に行っている会社があります。香港でホームページ制作を専門に行っている会社はわずかしかありません。見つけたらまずは問い合わせをしてみると良いかもしれません。専門に行っているだけに、デザインレベル、開発能力、検索エンジン対策でインターネットから自動集客してくる力などが期待できます。
そして香港でホームページ制作を専門に行っている会社には大きく分けて2つあります。
日本に本社がある会社
まず1つ目が、日本に本社があって遠隔的にホームページ制作を行う場合です。直接打ち合わせが香港でできないなどのデメリットがあります。また現地の言語に詳しいわけではないので、データのやり取りやホームページ納品時のチェック等の点であまり期待できません。
また実際にホームページ制作では対面で打ち合わせをした方がスムーズに進行できるので、頻繁に対面で打ち合わせができないとなるとかなり不便です。
香港現地創業の会社
もう一つが香港で創業した日系のホームページ制作専門会社です。セカイウェブ等が創業12年以上になるので信頼できるかしらと思います。
現地でスムーズに対面で打ち合わせができるだけではなく、現地の言語も使えるので、ローカルスタッフへ作業を引き継いだ後もスムーズにアフターフォローができるのが大きなメリットです。また、日本に本社を置く会社よりも30-50%ほど金額がやすくなりますので、コスト面でもメリットがあります。
このホームページはご覧になっているあなたは現在おそらくホームページ制作をしてくれる会社を探しているのだと思います。
まずはここでこのホームページ制作会社の選び方を読まないと大失敗をしてしまうかもしれません。
今まであまり語られることがなかった現状についてあなたが知らなかったことがいろいろあるかもしれません…
実はたくさんある制作会社のタイプ
一口にホームページの制作をする会社といっても実はいろいろな会社があります。システム開発を専門にする会社が頼まれたときについでに行うホームページ制作というのがまず1つ。
この場合はプログラミングが得意と言うことで始めるのですが、実際はネット集客やデザインについての理解が浅いことが多くとったもっさりした感じのサイトに仕上がったり、 ネットで検索をしても全然かからない傾向が強いです。
カタログパンフレットなどを制作する会社がデザインソフトが使えると言う理由で制作を行うのが2つ目。いわゆるデザイナーがデザインができると言う理由で制作するのですが、プログラミングに関する知識が浅いので非常にデザインだけに凝ってしまった重たいサイトになったりスマートフォンに対応するなどの基本的なプログラミングでさえできてないことが多いです。
以前はパソコン修理業者が片手間でホームページ制作を行うと言うこともあったようですね。
最後にホームページ制作専門の会社というのがあります。香港を含む華南地区では2年に1社ぐらいそういう会社が現れるのですが、大体2 3年で消えていきます。
1番の理由はおそらくですが、お客様が要求する機能や満足できるデザインなどを完成しきれず、ビジネスとして成立しなくなってしまって撤退すると言う形が1番多いようです。
ホームページ制作と言うのはいわゆる完全オーダーメイド商品なので、デザインも機能も満足できるものを作り続けると言うのは実は結構大変なのです。
そのため、いろいろな機能も作れて検索エンジン対策もバッチリできて、さらにデザインレベルの高いものを提供してくれる会社を探す必要があります。
香港でホームページ制作会社としての経験実績が長い会社が1番良いのかもしれませんね。
香港ローカルの制作会社のメリットとデメリット
ホームページ制作会社の経験が長い会社を探すとなると日系と香港ローカルの会社の2種類があると思います。
多くの方が値段が安いと言う理由で香港ローカルの会社を探し大失敗する傾向があるようですね。
とある上場会社の方から聞いた話では、
「1年以上ずっと制作がなかなか進まず、打ち合わせをもう数え切れないほど行っており疲れた」
「言語の壁と言うのもあるかもしれないけど、こちらニュアンスが全く伝わっていない」
「どう説明しても参考にするサイトを見せてもイメージ通りのデザインにならない」
といった問題が多発しているようです。
安さだけに目がいってしまうと大変なことになるのかもしれませんね。
検索エンジン対策(SEO対策)の知識がない?
香港ローカルの会社にせよデザイン会社やシステム開発会社にせよ言えることですが、日本語での検索エンジン対策の知識がほとんどないことが多いです。
そのため実際に制作をしてもその後どう検索してもサイトが見つからないと言うことが多々あります。また日本語でホームページを制作する必要がない方もいらっしゃると思います。
その場合でも香港も日本と同様GoogleとYahoo!が1番使われているので実は検索エンジン対策は行う作業がほぼ同じなのです。という事は、日本語で検索エンジン対策ができない会社は香港の繁体字でも検索エンジン対策ができないと言うことになります。
これはかなり困ったことです。そして、制作段階で検索エンジン対策ができない会社はその後いくらお願いをしてもノウハウがそもそもないので、制作できないという事になります。
こうなると、もうホームページ制作の会社を変えるしかありません。
実はスマートフォン対応を知らない
これは実際にあったシステム会社の例ですが、スマートフォン対応のサイトを作ってほしいとお願いをして大変だった事があったそうです。
実際に出来上がったものを見ると、スマートフォンでも表示ができるだけでデザインはいわいるスマートフォン対応ではないので文字が小さすぎて全く読めないと言うものでした。パソコンで表示されるデザインがただそのままスマートフォンでも表示されているだけなので、文字が小さすぎて全く読めなかったそうです。
その後もそもそも制作のノウハウがないので、どのようにお願いをしても修正してもらえなかったそうです。
そのシステム制作会社もおそらくかなり困ったのだと思います。知識がないと言うのは本当に恐ろしいことですね。
適当のテンプレートを買って文字を入れ変えているだけなんて
ホームページ制作専門の会社以外は外注に出しているか適当にテンプレートを買って終わらせようとする会社が多いようです。
そうすると、どうなるか?ちょっとしたデザインの変更等の融通が全く効かないと言うことになります。よくロゴマークの下にメニューバーがありますがその項目を増やしたりデザインを変えるのも出来ないと言う、びっくりするようなことをよく聞きます。
永遠にページ構成が揃わない
そういう時に1番よく見かけるのが日本語と英語と中国語でメニューバーを見たときなどでページの構成が違うと言うことです。
意図的なものではなく明らかに必要なページ構成が欠けていると見受けられるものが多いです。例えば会社概要の中の代表挨拶などですね。
複数言語のホームページを制作するときは実は間違ったの方が必要になるのです。ただ「1言語のホームページを作れる」のと「複数の言語で同じ構成できれいに作rwる」のでは必要なスキルや経験、バグへの対策の必要性などが全然違います。
実は90%以上が下請けに丸投げ
これは実によく聞く話ですが、個人でホームページの制作を行っている方とお話をした時の話です。日系の会社から時々下請けのお話が来るそうです。香港では、「ホームページの制作を請け負っている」と書いている会社の多くは、実際は自社ではホームページの制作ができません。
そのため、上記のような個人の方を知り合いの中から探してきて丸投げしてしまうようです。直接紹介してくれるだけならまだ良いですが、下請けとなると、窓口がその会社なのに、実際に作るのは違う人なのでなかなか進行がうまくいかないようです。
そもそも紹介の時も紹介手数料が取られるので、金額がその分追加されている可能性がありますね。
そのため、紹介してもらうというのは、残念ながらあまり理想的な方法では無いのです。
香港でのホームページ制作で必須なチェックポイント
香港でホームページ制作をする時に絶対確認が必要な事は何か?ご存知でない方も多いと思われます。
ここでは香港でのホームページ制作で必須なチェックポイントをご説明いたします。
ホームページアドレス(ドメイン)の取得
ホームページアドレスの取得では、一般的に香港のホームページアドレスを取得しようとする方が多いです。実は、これが様々な問題を発生させるのです。例えば、中国では.HKなどのホームページアドレスは、検閲の関係で見れないことが多いです。
また、数年前は世界で最も不正使用が多い危険なホームページアドレスとして.hkが第1位になりました。世界的にもあまりセキュリティが高くないイメージがあるようです。
それに対して.comや.net等は中国でも多く使われているホームページ等です。ホームページアドレスが決め手となってそのサイトが開かないと言った事は避けれそうです。また.comなどではなかなか欲しいアドレスが取得できないと言う問題がありますが、数字を入れることで意外と簡単に希望するようなホームページアドレスを作ることができます。
サーバー
香港の会社だから絶対にサーバーを香港におかなければいけない、といった事は実はありません。実際の体感速度としては日本にサーバーを行った場合と香港にサーバーを置いた場合では変わらないことが多いです。よくサーバー専門会社が物理的な距離が近いほど速度が速くなるということをうたい文句にしますが、そこまで大げさな事はないというのが私の過去10年間の経験に基づいた感想です。
それよりもCDNと呼ばれるような世界各地で見てもサイト速度が速くなる仕組みを取り組んでいることが肝心です。
デザイン
香港でホームページ制作をするときにどのようなデザインが良いのかと聞かれることが多いですが、実は香港はウェブサイトデザインについてはかなり遅れていると言って良いでしょう。また世界的には日本も違う国も含めて全てアメリカのトレンドに従っていく傾向がありますので、アメリカの最新サイトなどを参考にして現代風のサイトにすればいいと思います。
また現地の人は文字数が多い画像が少ないサイトが好きだと言うご意見もありますが、それは単純にサイトのデザインが古いだけだと思われますのであまり参考にしないほうがいいと思います。
機能
香港でホームページ制作をするときに必要な機能とはどういった機能でしょうか?お問い合わせ入力フォームやトップページによくある切り替え画像などは非常に便利な機能です。それ以外にもこれからの検索エンジン対策として重要なページ数を増やすと言う作業するためにもブログやお知らせの機能またよくある質問などもあったほうが良いでしょう。
これらのページを作るときに重要なのはそれぞれの項目が1ページとして表示されるようにすることです。例えばよくある質問の内容を1ページに全部書く会社がありますがそれはページ数としては1ページとしてしか認識されないのであまり良くありません。1ページに少なくとも500文字できれば今後は1,000文字以上の文字を書いて1ページ1ページ独立したページとしてよくある質問を作ると良いです。
キーワード
ターゲットが香港にいる香港人の場合は反対事のキーワードを狙う必要があります。また香港にいる日本人や日系企業が相手の場合は日本語のキーワードを優先する方が良いでしょう。そのキーワードの見つけ方ですが香港では一般的にGoogleやYahoo!が使われているためGoogleのサジェストやGoogleコンソールといったツールを使ってより購入されやすい集客しやすいキーワードを選ぶ方が良いでしょう。
例えば香港にいる日本人をターゲットにする場合は日本語のキーワードを選ぶことが重要ですが、具体的には、香港不動産」や「香港賃貸マンション」など地名を入れることも大切です。
表示スピード
ここ1年ほどでGoogleは1ページあたりの文字数や表示スピードをかなり重視するようになりました。以前はリンクが多いと有利だとかページ数が多ければ良い、といったことがありましたが、現在はまた違うトレンドがあります。
GTMetrix.comなどのサイトを使って自分のホームページがどれだけ早いのか、またスピードが遅い原因は何なのかを知ることができます。このツールはGoogle、Yahoo!などのサイトの診断を1つのページで表示してくれるかなり優れたものです。ぜひ活用してみてください。
検索エンジン対策
香港のホームページ制作で検索エンジン対策はかなり重要ですが、どの言語で現地の人はサイトを見ているのかを知る必要があります。一般的に香港人は繁体字で文字を検索します。そのため中国大陸でよく使われる簡体字でキーワード対策をしてもあまり意味がありません。
また香港で最も見られている検索サイトはGoogle Yahoo!になりますので検索エンジン対策をする場合は必ずGoogleとYahoo!でどうなっているのかを確認する必要がありますまたその場合は日本語版ではなく必ず香港版を使ってください。Googleの場合は検索結果に表示する言語繁体字のみに選択をして検索結果を改めて確認すると良いでしょう。
香港のホームページ制作について以上過去10年間にわたる経験からポイントを絞って書いてみました。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:香港でホームページ制作会社を探すには
結局、香港でホームページの制作会社を探したければ、香港で実際に長期にわたってホームページ制作を専門に行っている会社を探すのが1番確実と言えそうですね。