香港で日本人が安くよいホームページを作成したい場合、どのような方法があるでしょうか?
もくじ
香港でホームページを安く作成するには、次のような方法があります。
- テンプレートを使用する
- ホームページ作成プラットフォームや、HTMLエディターには、簡単にカスタマイズできるテンプレートがたくさん用意されています。テンプレートを使用することで、デザインを工夫する必要がなく、簡単にホームページを作成することができます。
- メリット:一番安く作ることができます。
- デメリット:検索エンジン最適化(SEO対策)がちゃんとされていないことが非常に多い。日本語でグーグル検索しても自社が見つからないというトラブルも多発しています。デザインもテンプレートがきれいに見えても、実際に使うと非常に汚くなるケースが目立ちます。ページ構成や、写真の見せ方、文章構成はかなりの障害になっているようです。
- フリーランスのデザイナーや開発者を探す
- フリーランスのデザイナーや開発者を探すことで、より安価で品質の良いホームページを作成することができます。フリーランスのデザイナーや開発者は、報酬を受ける前に具体的なプランや料金を提示してくれることが多いため、予算を管理しやすいです。
- メリット:大手に注文するより安くできます。
- デメリット:個人に依頼する場合、ビジネスとして不安定な立場の人が多いので倒産しやすいです。突然連絡が取れなくなることも多く、無責任に対応されてしまう事もあります。あなた自身が発注未経験であれば相当事前に勉強したうえでよいフリーランサーを探す必要があります。
- オンラインマーケットプレイスを利用する
- オンラインマーケットプレイスでは、世界中のデザイナーや開発者が商品やサービスを出品しています。このようなマーケットプレイスを利用することで、値段やクオリティーを比較しやすく、安くて品質の良いホームページを作成することができます。
- メリット:個々人の評価が分かるので、発注しやすい。事前にチャット問合せできる。
- デメリット:多くの場合、フリーランサーと同じです。ビジネスとして不安定な立場の人が多いので倒産しやすく、突然連絡が取れなくなったりもありえます。
どのような方法を選択するかは、自分のニーズや予算に合わせて決めることができます。
香港・深センのホームページ制作料金はどうなっているの?
香港でホームページ制作をするときの料金はいくらぐらいでしょうか?
このページでは香港でホームページ制作をするときの料金についていろいろな角度から検証してみたいと思います。
日系とローカルの違い
まず1番最初に検討しなければいけないのは香港で日系の会社を探すのかそれともローカルの会社を探すのかと言うことになると思います。この2つで同期に大きな違いがありますがもちろん品質にも大きな違いがあります。
10ページ位の簡単なホームページで問い合わせフォームをつけた場合の料金で言うと、日系企業だと大体18,000香港ドルから25,000香港ドル位になると思います。逆に香港ローカルに依頼をするとその30%から50%引きの料金で制作することができます。料金だけで見ると香港ローカル企業の方が良いように見えますね。実はここに落とし穴があります。
香港で10年以上ホームページ制作の業務に携わってきて色々な方の体験談を聞いてきました。
1番多いのが、
「香港のローカルの企業に頼んだけれども、なかなかイメージ通りにならずもう1年も過ぎたので諦めかけていました。」
「そもそも言葉も出ないのでイメージが全く伝わらない」
「デザイン感覚が違いすぎて説明してもできあがらない」
「制作できますと言いながらいつまでたってもその機能ができあがらない」
といったような意見です。簡単に言うとコミニケーションがうまく取れない上に品質にも問題があり、デザインと機能ともにいつまでも完成しないと言うことになっているようです。
これだといくらで起きなくても本末転倒ですね。
日系のホームページの大きな違い
そして、ローカル企業を探して失敗した方は次にほぼ日系のホームページ制作をしてくれる会社を探す事が多いようです。
実は残念ながら、ここでも大きな問題があります。
最近聞いた話では「スマートフォン対応できます」と言われてホームページ制作を依頼したところ、ただパソコンで見るのと同じデザインがスマートフォンで見ることができるだけの、 スマートフォンで見ると文字が小さすぎてとても読めないようなホームページが出来上がってきたと言うことでした。
これはスマートフォン対応とは言わないですね。通常スマートフォン対応とはスマートフォンで見てもスムーズに読めるようにデザインが自動的に変更される機能が付いているホームページのことをいいます。専門用語で言うとレスポンシブデザインと言うことになります。
ホームページ制作で失敗しないためには、ホームページ制作企業にまずは「レスポンシブデザインの制作は可能ですか?」と聞いてみると良いでしょう。
相手が一瞬わからなそうな顔をしたら、そこの会社にはもう二度と連絡しない方が良いでしょう。
ホームページ料金の内訳
次にホームページ制作の料金の内訳についてです。ホームページの制作料金は基本的に以下のような項目があります。
ホームページ制作の進捗管理をする監督料金、ページ数、バナー画像デザイン、言語数、機能開発の種類と数、ホームページアドレスの取得や管理、そしてサーバーの保守管理レンタルなのです。
香港でホームページを制作するときに気をつけなければいけないのは、特に言語のところでは無いでしょうか?会社によっては日本語だけでなく香港の繁体字も追加したい場合は料金を大幅に釣り上げるところもあります。一般的には日本語で本ページを制作してさらに繁体字を制作したい場合は料金が30 %増から50%増位になると思います。料金が2倍請求してくるところは、そもそも作業が効率化されておらずどうしても2倍請求しなければいけないと言うことなのかもしれません。という事は制作のノウハウが古いと言うことなので、やはりもうその会社は探さない方が良いでしょう。
実は落とし穴なランニングコスト
ホームページは制作した後もホームページアドレスを更新する必要がありますし、サーバーもレンタルする必要があります。
さらに実はホームページと言うのは常に攻撃され続けているので、保守管理もできればちゃんとしたほうがいいです。
多くの方がホームページを作ればも料金はかからないと思ってらっしゃるかもしれませんが、実は毎年ホームページアドレスの更新とサーバーの料金が掛かります。
これ以外に、もし自分で簡単に修正ができないようなホームページであれば修正を依頼する必要があるので、修正料金がランニングコストとしてかかってきます。
そのためなるべく自分で簡単に更新ができるようなホームページを作ってくれるホームページ制作会社を探す必要があります。
「ホームページの修正は、専門家がプログラミングで修正をするので仕事には無理です」と言ってくる会社は要注意です。旬のホームページは比較的誰でも簡単に文字の修正ぐらいはできるようになっているので、自分で簡単に更新ができないようなホームページは実はおかしいのです。
前金と残金
さて料金の支払い方法についてですが、通常ホームページ制作は完成後に全額支払いではなく、前金と残金に分けてお互いのリスクを軽減する方法がとられています。一般的には前金が50%で残金が残りの50%と言うことになります。もちろん前金を開始時に支払いをし、残金は完全納品が終わった段階で支払うと言うことになります。
支払い方法
香港のホームページ制作で支払い方法についてですが、ホームページ制作料金の支払いは小切手または銀行振込になると思います。その際には香港の会計処理をするためにインボイスの発行等をしっかりしてもらうように言ったほうがいいですね。
また個人で非公式にビジネス行ってる方もいるので、支払いの銀行口座が個人名だったりする場合は取引はやめたほうがよさそうです。
ホームページが無事に完成したとしてもその後連絡が取れなくなってしまったりすると、アフターフォローがしてもらえず、いきなりホームページが攻撃されてたり、なんだかんだ問題があったときに対応してもらえないことになります。
こういう時に結構困るのが、ホームページアドレスの設定やサーバーの設定プログラム修正なので基本的なログイン情報などもない場合は修正自体が非常に困難になるということです。
そのため1個人がこっそりやってるようなホームページ制作ではなく、やはりしっかりとした企業に頼む方が良いです。現代では料金もさほど変わらなくなってきてるようです。